症例1:LH-RHアゴニスト2年+タモキシフェン5年 VS LH-RHアゴニスト5年+タモキシフェン10年 ・32歳 閉経前未婚女性。 ・パートナーあり、挙児希望。 ・右乳房に2.0cm硬結触知、N(-) 穿刺吸引細胞診にて陽性、右乳癌と診断。 ・右乳房部分切除術+センチネルリンパ節生検施行。 ・T=2.3x2.0cm, SN(0/1) ER8点、PgR8点、Ki67=20%、グレード2、OncotypeDX 15点 ・とりあえずホルモン療法(LH-RHアゴニスト+タモキシフェン)を開始したが、いつまで続けるかはまだ決めていない。特にホルモン療法の副作用はない。 ・ チームA:LH-RHアゴニスト2年+タモキシフェン5年 チームB:LH-RHアゴニスト5年+タモキシフェン10年・臨床試験案 症例2:化学療法を継続 VS RT + ホルモン療法に変更 ・56歳女性 グレード3, ER(8), PgR(8), HER2(0) ・浸潤性乳管癌, Bp+SN施行, N(-), 残存乳房への照射施行。 ・術後フェマーラ内服中3年目に肝転移出現(最大計3cm, 4個)、 パクリタキセル施行。 ・治療開始3ヶ月にてcCR、化学療法の副作用は軽度。 チームC:化学療法を継続・臨床試験案 チームD:RT + ホルモン療法に変更・臨床試験案
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